異なる宝石観
素敵な本との出会いがありました.
「宝石道」下記引用
古代・中世・近代と人間の宝石の見方、大袈裟にいえば、宝石観は大いに異なってきています。
古代の人々は自然中心主義の思想で、人間も自然の一部であると思い自然にしたがって生きていたといえます。
人間は必然的に自然に従わなければならず、天災地変や猛獣独蛇など自然の脅威に対し裸で無力のまま対するほかなく、自己を守るすべは「呪術」や「護符」に頼る以外に方法がなかったのです。
しかし古代人が自然を軸として動いていたのに反し中世はクリスト教の「神」を中心として文化が形成され「神」中心主義の思想が支配的だったので宝石も神への奉仕に捧げられました。
ここまで「宝石道」より引用
身に着け飾るもの、以外の宝石の考え方がひも解け始めている気がします。
ポイントは「人が作り出せないもの」という部分